私立中学校とは

私立中学校に通うと分かる学費と勉強

私立中学校の真実を知りたい方に必見です




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私立中学校の勉強


 私立中学校は、公立や都立などに比べると勉強量が格段に多いのです。授業時間数が多いので必然的に学校での勉強量は増加します。我が子の経験をもとに、勉強や勉強量についてご紹介します。
 私立中学校に入学後、すぐに勉強量の多さに驚きます
 まず驚くのが、中学受験をし私立中学校入学した生徒と小学校からエスカレーター式上がって来た生徒との勉強学力の違いです。
 何が特に違うのかと言いますと、英語力です。私立小学校に通われていた生徒は、英語の授業数が公立に比べて多いので、大きな学力の差が発生します。聞く能力と話す能力の違いは大きく、私立小学校に通われていた子供は、明確にその違いを表します。小学校6年間に費やした英語の勉強は、英語力を大きく伸ばします。あえて違いを定量的に表現するならば、ほぼ英検3級の学力を中学校1年で持っていることです。

一般入試の生徒と一貫教育の生徒の違い
 一般入試の生徒の方が、小中一貫の教育を受けた生徒に比べて学力はあると思います。しかし、あると言っても中学校一年まででしょう。中学二年にもなると一貫教育を受けてきた生徒は、勉強をするスタイルが出来ていますので、学力の差が無くなります。
 他に差と言えば、なんでしょうか。大人っぽいのと子供っぽいとの精神の差でしょうか。一般入試を経験して来た生徒の方が苦労をしている分、大人になっているように思えます。私だけが、そう思うのでしょうか。
 一般入試を経験した生徒であろうが、一貫教育を受けてきた生徒であろうが、見かけ上の学力の差はありません。しかし、小学校で徹底的に基礎を身に付けてきた一貫校生は、応用力があり結果的に成績順位では一貫校の生徒が学年を上がるにつれて上位を占めてきます。更に、繰り返しますが英語だけは、大きな差が現れます。1年より2年。2年より3年と、英語の学力差が広がって行きます。

クラス分けに絡んでくる勉強量
 どの私立中学校でも実施しているようですが、各学年に特別選抜特進クラスなどと言われる、成績上位者が集まるクラスがあります。このようなクラスは、授業の進み方が早く、また、難問を解くことが多い授業が多くなっています。
 そして、この様なクラスもそうでないクラスも基本的に自宅で勉強することが前提となっています。塾に通うのも前提な節があるような気がします。部活をしていると間に合わない!そんな授業の進み方です。中学2年生中学3年生勉強は終了する。そのように授業のスピードは、早く進められています。ですので、中学3年生では、高校の勉強が始まります。中学3年間の勉強量は、公立などと比べられない勉強量と言えます。
 なお、テストの結果は、成績順に校内に貼り出されます。学年で上位20名。クラス単位で上位20名など。親としては、微妙な感じです。若干、ストレスもたまります。
 更には、当然のように漢検・英検にもノルマがあります。一定の級以上を取らないと、一貫校の高校に進学することが出来ないなど、進学のための条件とされています。ちなみに、統一模試を利用し、進学条件を決めている学校もあります。
 その他として、特進特別選抜クラス以外のクラスにおいて、科目別に成績の上位者が集まり授業を受けるなどの学力に見合った授業をおこなう学校もあります。常に生徒の学力を一定にするため、学力の差が無い生徒を集めて授業を進めるのです。

勉強の実力評価
 我が子の通う私立中学校では、朝の数分を利用してテストが毎回行われていました。既定の点数に達しない場合は、補習を行い再テスト。既定の点数に達するまで繰り返します。
 中間テストと期末テストが各学期に行われました。そして、その結果は全て順位が分かりますし公表されました。
 また、全国統一模試も受けました。
 常に順位が付きまといます。親としては、なんとなく不憫に思うときもありました。
 そして、すべての教科の順位が進級する際の、クラス分けに使用されました。
 話が前後しますが中間や期末で成績が悪ければ追試補習が課せられました。これにより、勉強漬けとなり、成績が悪ければ、学校での勉強量は更に増加しました。
 ちなみに、中間や期末の期間前は、部活がお休みになり勉強を集中的にするための期間に充てられました。公立も同じですね。

中学一年生や二年生
 学校での授業時間数は、ほぼ中一も中二も同じでした。ただ、中学2年になりますと実習室勉強する生徒が増えるようでした。数時間、実習室で勉強して帰宅するようになりました。中学2年になると徐々に勉強せねば!と強迫観念が芽生えだすのでしょう。
 勉強時間捻出するために、中学校の一年生から手帳を使うことをオススメします。手帳を使いこなすことで、自分で時間管理や予定を立てることが出来るようになり、今後の勉強に弾みがつきます。中学生・高校生のための手帳の使い方は、分かり易く説明されています。我が子も共感するところがあるようで、こちらの本を一読して、実践していました。女の子には有効と思います。

中学三年生
 高校の勉強が始まりました。容赦なしです。参考書も高校のものを使用し始めました。
 部活も6月ごろで終わります。中高一貫教育ならば部活を止めなくとも良いのに!って思いますが止めるのです。
 勉強に勉強が始まります。常にテスト・テスト勉強量が更に増加します。息が抜けません。
 一貫校ですから、高校への進学条件を満たすためにテストが重要になるのです。テスト結果は、高校のクラス分けをする際に、使用されるようです。
 我が子の場合は、3学期に実施された進学試験が高校のクラス分けに使用されました。
 
 中学三年生になると、試験が増えますし外部の高校を受験する子供も出てきます。友達との仲や環境が徐々に変わり始めます。場合によっては、子供は不安定にもなります。そんな時に中学生の親として、思春期の子供でつまずく前に準備をしていなければなりません。準備として、読んでおくことが思春期を知ることかと思いませんか。子供を知る前の思春期を知り、親として知識を深めると良いとい思える一冊かな。
                            
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